イワナ釣りに釣りに奥多摩の唐松谷に行ってきました。
5/10(日) 自宅〜唐松谷
朝4時20分に自宅を出て、青梅街道から奥多摩駅−日原−八丁橋−唐松谷降口へ
既に1台の車が駐車してあり1番乗りの期待は外れ釣果は望めなそう。
さらには奥多摩手前からすぐ後ろを着いて来た車がどうやら同じ沢に入るようだ。
急いで支度を整え沢へと下る。橋を渡り唐松谷に入渓するとすぐの所に先行者が竿を出していた。
上へ登るのかと様子を聞くと釣り上がるとの事。こちらも釣りなので追い抜く訳にもいかない。
話をするとこの沢は初めてとの事。そこで、釣りのポイントは野陣の滝から大滝の間なので30分くらいは
頑張って歩いてから釣り始めた方が良いと諭す。それでもポイントがあると諦め切れず竿を出していた。
野陣の滝に着き右から巻く事になったが、彼の足下が何となく心配だ。少し登った所で追いついたので
ザイルは持っているのか訊ねたら、6mmの15mがあると返答があったので巻きの経験はあるんだろうと
思っていたのだが...大きく高巻きそろそろ下ろうと思ったら、結構な傾斜である。
ここで初めて釣り人は経験が無い事を口に出した。6mm15mでは心許ないので私の8mm30mをダブルで
セットして懸垂下降の仕方を教えながら2ビッチの下降となった。
沢床に着いたのは良いが、こは大滝に挟まれ登りも下りも未経験者にはやっかいな位置である。
最後まで面倒をみないとまずい事になりそうだ。
彼は釣りに気持ちが入っているので直ぐに、釣り竿片手にポイント目指して釣り上がって行った
先行する彼が適当なポイントでまず1尾(23cm程)釣り上げ、さらにその先でまた1尾と釣り上げた。
私は、彼の後なので少々分が悪いがそれでも1尾(25cm)を釣り上げ、からくもボウスは逃れた。
しばらく歩くと今度は3段の滝、これもシャワークライムとなるので巻きにはいるが、野陣の滝同様
2ピッチの懸垂やトラバースでのザイル確保となる。時間と体力を消耗する。
こんな遡行を繰り返し、最後の大滝をまたまた2ピッチの懸垂で下りきると完全に釣りへの意識は薄れ
帰路の登山道までが遠く感じた。いい加減、時間がかかり登山道に出たのが18時近くなっていた。
一休みして唐松林道を下り橋を渡って車に戻ったら完全に日は落ち、いい加減暗くなっていた。
着替えをして、疲れさんの挨拶をして車に乗り込みライトを付けて自宅に急いだ。